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【実録】ConoHa WINGで.jp→.com転送に失敗!DNSRegistrationErrorの原因は意外なところにあった

書斎のデスクに黒いフレームのワイドモニターが置かれ、ブラウザ画面に『.jp→.com転送失敗の意外な原因 ~DNSRegistrationErrorの正体は“設定場所”だった~』というタイトルが表示されているアイキャッチ画像。白いキーボードとマウス、周囲の本棚が落ち着いた雰囲気を演出している。
越賀

こんにちは、越賀企画(Koshikakikaku)の越賀(コシカ)です。


■ 結論:設定場所を変えるだけで解決できる!

結論から言うと、
「ドメイン」メニューの「転送設定」タブで転送設定が失敗する場合、 「サイト管理」メニューの基本設定タブの“サイト転送”から設定を行うと解決する可能性があります。

実際、私はこの方法で「DNSRegistrationError」を一発で解消できました。
同じConoHa内で .jp と .com の両方を管理している場合、
この“設定場所の違い”がすべての分かれ道になります。


■ 経緯:.comと.jpの両方を取得した理由

越賀企画ではブランド保護と将来の展開を見据えて、

  • メイン運用 → koshikakikaku.com
  • 転送用 → koshikakikaku.jp
    を同時にConoHa WINGで取得しました。

メインを「.com」で運用し、
「.jp」にアクセスがあった場合は自動的に「.com」へ転送する構成を目指しました。


■ 問題発生:「DNSRegistrationError」で転送できない

ConoHaの管理画面で「ドメイン転送設定」を見つけ、
転送元に「.jp」、転送先に「https://koshikakikaku.com」を入力。

ところが、保存を押すと──

DNSRegistrationError

というエラーが表示され、設定が完了できません。
SSLもON、ネームサーバもConoHaのまま。
「DNSが反映されていないのかな?」と思い、数時間待っても変化なし。

ここから、長い迷走が始まりました。


■ 試したこと(そして迷走)

独自SSL(無料SSL)を「利用中」になるまで待機、
ネームサーバやDNSレコードの確認などをすべて実施。
それでも転送は成功せず。

「設定方法が違うのでは?」と思い、
Googleで「ドメイン転送 失敗」と検索してみました。

すると、出てきたのは──

  • ドメイン転送機能の使い方(←これを見て設定したのに失敗)
  • メール転送設定の解説記事
  • ドメイン移管に関するトラブル事例

どれも今回の「ConoHa内で .jp→.com 転送したい」ケースとは違う内容ばかり。

あれ?やりたいのはメール転送でも移管でもないのに…。
思っていた解決が出ないなぁ・・・。

そんな状態でしばらく迷走していました。


■ 転機:チャットGPTとのやり取りで出た一言

困り果ててチャットGPTに相談したところ、
返ってきた内容の中に気になる一文がありました。

✅ パターン②:転送設定を「ドメイン設定」から行っている

❌ 「ドメイン」タブ → 「ドメイン転送サービス」
✅ 「サイト管理」→「サイト設定」→「リダイレクト」

「ドメイン転送サービス」は外部DNS(他社ドメイン向け)専用で、
ConoHa内で完結しているドメインには対応していません。

「ドメイン転送」と「サイト転送」は別物?
そう思いながら、「サイト管理」タブを開いてみると──
“サイト転送設定”という見慣れない項目を発見。


■ 解決:設定場所を完全に間違えていた!

ここで全てが繋がりました。

「ドメインを転送するから“ドメイン転送設定”でやる」
という思い込みが、すべての原因でした。

実際に参考にしていたのは、以下の公式ページ👇
🔗 ConoHaサポート:ドメイン転送サービス設定手順

しかし、これは外部DNS向け機能で、
同一アカウント内(ConoHa内)でドメインを管理している場合は対象外
内部では動作しない仕組みになっていました。


■ 正しい設定手順:「サイト管理」→「サイト転送設定」

代わりに、こちらの機能を使用します👇
🔗 ConoHaサポート:サイト転送設定をする(公式)

✅ 手順

  1. ConoHa WING 管理画面 → 「サイト管理」タブ
  2. 対象ドメイン(例:koshikakikaku.jp)を選択
  3. 「サイト設定」→「サイト転送設定」へ
  4. 転送先URLに「https://koshikakikaku.com」を入力
  5. 保存

すると──一発で成功。
あの「DNSRegistrationError」がウソのように消えました。


■ その後の気づき

解決後にもう一度Googleで「サイト転送 ConoHa」と検索してみたら、
最初にちゃんと公式サポートページが出てきました。

あれ…最初からこれ見ればよかったのか…

検索ワードの選び方が悪かっただけでした。
“ドメイン転送”ではなく“サイト転送”が正しい言葉。
ドメインを複数作ったから転送をする=ドメイン転送と思い込んでいました。
単純に“サイトを転送する”で良かったんです。


■ まとめ

今回のトラブルは「設定場所の勘違い」が原因でした。
実際はとてもシンプルで、サイト管理タブから設定すれば一発解決です。

状況正しい設定場所ポイント
.jp → .com への転送を設定したいサイト管理 → サイト転送設定ドメインタブではなくサイトタブから行う
両方のドメインをConoHaで取得しているサイト転送機能を利用ドメイン転送は外部DNS向け
設定しても反映しない数時間待てばOK反映には多少時間がかかる場合あり

■ 教訓

「ConoHaの“ドメイン転送”と“サイト転送”はまったく別物だった!」

同じConoHa内でも、“転送”という言葉に惑わされやすい構成。
でも、一度理解してしまえば、今後のドメイン運用はとてもスムーズです。


越賀企画(Koshikakikaku)
– 現場から学び、挑戦を形にする。

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越賀(コシカ)
越賀企画 代表
土木・倉庫・運送の現場を経験しながら、働き方や副業・資産運用について考えてきました。 現場で学んだことをもとに、「小さな挑戦を形にする」をテーマに活動しています。 副業や生活の工夫、現場改善などを等身大の視点で発信中。
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