【アカペラカバー】世界に一つだけの花|Synthesizer V Studio 2 Pro 制作設定公開
今回は「世界に一つだけの花」を
Synthesizer V Studio 2 Pro を使用し、アカペラカバーとして制作しました。
楽器は使用せず、ソプラノ〜ベースまで全パートをボーカルのみで構成。
原曲の温かさを残しつつ、ボカロならではの整ったハーモニーを目指しています。
Contents
🎬 カバー動画はこちら
今回制作したアカペラカバー動画です。
各ボーカルの音色やハーモニーの重なりにも注目して聴いていただけると嬉しいです。
※ヘッドホン・イヤホン推奨
コーラスの定位と低音の支えが聴き取りやすくなります。
制作概要
- 楽曲:世界に一つだけの花
- 形式:アカペラカバー
- 制作ソフト:Synthesizer V Studio 2 Pro
合唱編成に近いパート分けで制作し、
声のみでリズム・コード・メロディを表現しています。
使用ボーカル構成・設定と狙い
- ソプラノ:弦巻マキ
- アルト1(上):宮舞モカ
- アルト2(下):桜乃そら
- リズムベース:フリモメン
弦巻マキ(ソプラノ)
音量:-2.5dB
スタイル配分:
- Power Pop:60%
- Adult:40%
設定の狙い
メロディの主軸となるため、明るさと前に出る力を重視。
Power Pop を主体にすることで、
- 抜けの良さ
- ポップスらしい明るさ
- サビで埋もれない存在感
を確保。
Adult を加えることで、
- 幼さの抑制
- 合唱への馴染み
- 温かみの補強
「元気すぎず、大人すぎない」バランスを狙いました。
宮舞モカ(アルト1<上>)
音量:-3.4dB
スタイル配分:
- Cool:60%
- Soft:40%
設定の狙い
ソプラノと下パートを繋ぐ中音域の輪郭役。
Cool を主体にすることで、
- ハーモニーの輪郭形成
- 音程の安定感
- 上パートとの分離
を強化。
Soft を混ぜることで、
- 硬さの緩和
- 合唱としての溶け込み
- 聴き疲れ防止
「輪郭はあるが主張しすぎない」中音域を狙っています。
桜乃そら(アルト2<下>)
音量:-5.1dB
スタイル配分:
- Soft:70%
- Sweet:30%
設定の狙い
低音寄りコーラスとして、包み込む役割を重視。
Soft を主体にすることで、
- 下支え感
- 柔らかい響き
- 接着剤的役割
を強化。
Sweet を加えることで、
- 女性声らしい甘さ
- 無機質化防止
- 感情表現の補助
「支えるが暗くなりすぎない」質感を狙いました。
フリモメン(リズムベース)
音量:-7.5dB
スタイル配分:
- Hardmen:70%
- Clearmen:30%
設定の狙い
低音とリズムの土台担当。
Hardmen 主体で、
- 低音の芯
- リズムの明確化
- 楽曲全体の安定感
を確保。
Clearmen を加えることで、
- 抜けの良さ
- こもり防止
- 合唱への馴染み
を調整。
低音は出しすぎると濁るため、
音量は控えめ設定にしています。
音量バランス調整の考え方
音量配置は下記バランス:
ソプラノ > アルト1 > アルト2 > ベース
理由:
- メロディを最前面に配置
- 中音域で厚み形成
- 低音は支えに徹する
アカペラでは、
ベースを出しすぎると重くなるため、控えめが有効です。
使用楽譜について
今回の制作では、オンライン楽譜販売サービス
「ぷりんと楽譜」より購入した楽譜を使用しています。
本楽曲「世界に一つだけの花」の制作元は、
ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス様
の楽譜です。
公式販売楽譜を使用し、著作権面にも配慮した形で制作しています。
まとめ
「世界に一つだけの花」は、
シンプルながらハーモニーの美しさが際立つ楽曲。
そのため制作では、
- ソプラノの抜け感
- 中音域の接着力
- 低音の支え
この3点のバランスを重視しました。
Synthesizer V Studio 2 Pro は、
スタイル配分だけでも音色が大きく変化するため、
合唱・アカペラ制作との相性は非常に高いと感じています。
