制作ノート

ミックスを学んで最初に気づいたこと|Synthesizer Vカバー制作ノート

Synthesizer Vカバー制作でミックス作業を行うイメージ。ミキサーのフェーダーを調整する手とマイク、音声波形が表示された音楽制作の画像。
越賀

ミックスの知識を少しずつ学びながら制作を進めていく中で、
最初に感じた変化はとてもシンプルなものでした。

「音がクリアになった」

という感覚です。

それまでと同じ音源なのに、
全体が聴きやすくなり、
一つ一つの音が見えるような感覚になりました。

最初は不思議でしたが、
ミックスを理解していく中で
その理由が少しずつ分かってきました。

今回は、ミックスを学び始めて最初に気づいたことを
制作ノートとしてまとめてみます。


フェーダーバランスで音の見え方が変わる

ミックスを調整していく中で、
特に変化を感じたのが フェーダーバランスでした。

最初は

「音量を上げ下げしているだけでは?」

と思っていたのですが、
実際に調整してみると音の聞こえ方が大きく変わります。

例えばテノールのような低い声部は、
思っているより音量を下げても意外としっかり聞こえます。

低音は存在感があるため、
大きく上げなくても合唱全体を支えてくれることに気づきました。

逆にソプラノのような高い声部は、
少し音量が強いだけで耳に刺さるような印象になりやすいです。

フェーダーで丁寧に調整していくと、
キンキンした感じがなくなり、
柔らかく綺麗に聞こえるようになりました。


アルトは埋もれやすい

合唱ミックスをしていて特に感じたのは、
アルトが埋もれやすいということでした。

そのままだとソプラノに隠れてしまい、
ハーモニーの厚みが感じにくくなることがあります。

アルトの音量を少し引き出してあげると、
合唱全体のバランスが整い、
音の立体感が出てくることに気づきました。

声部ごとの役割を意識して
フェーダーを調整することが、
合唱ミックスではとても重要だと感じています。


再生環境による聞こえ方の違い

もう一つ気づいたことがあります。

それは 再生環境による聞こえ方の違いです。

ミックスをしていない状態では、
音がぼんやりしてしまい、

良いヘッドホンや
音響の良い環境で聴かないと
あまり良く聞こえないことがありました。

しかしミックスで音のバランスを整えると、
車のノーマルスピーカーや
パソコンの安価なスピーカーでも
意外と綺麗に聞こえるようになります。

音を足しているというよりも、
音の位置やバランスを整理することで
どんな環境でも聞き取りやすくなる。

そんな感覚を初めて実感しました。


ミックスは「音を大きくする作業」ではない

ミックスを学び始めて最初に感じたのは、
音を大きくすることではなく、

音を整理する作業なのだ

ということでした。

フェーダーの調整だけでも

・低音の支え
・高音の刺さり
・ハーモニーのバランス

などが大きく変わります。

まだ試行錯誤の途中ですが、
ミックスを通して音作りの理解が
少しずつ深まってきたと感じています。

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越賀(コシカ)
越賀(コシカ)
越賀企画 代表
土木・倉庫・運送の現場を経験しながら、働き方や副業・資産運用について考えてきました。 現場で学んだことをもとに、「小さな挑戦を形にする」をテーマに活動しています。 副業や生活の工夫、現場改善などを等身大の視点で発信中。
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